リハビリサポート琵琶だより12月号 NO109
リハビリサポート琵琶だより12月号
令和7年12月1日
NO109
【年末年始の休み】
令和7年12月27日(土)~令和8年1月4日(日)
【お願い】
インフルエンザの流行期に伴い、自宅で検温を行い、風邪症状がある場合は、ご利用をお控え頂き、事業所までご連絡ください。
日ごとに朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬の訪れを感じる季節となりました。寒さが増す中、インフルエンザが流行時期を迎えています。県内にはインフルエンザ警戒が発令されています。季節の風邪なども流行する中、感染予防や対策についてお話したいと思います。
~インフルエンザとは~
インフルエンザウイルスに感染して起こる呼吸器感染症です。38度以上の高い熱、倦怠感や関節痛などの全身症状が急に現れるのが特徴で、例年12月~3月は流行のピークです。普通の風邪と同じように、咳や頭痛、鼻水、喉の痛みなどの症状も見られます。
~インフルエンザの感染経路~
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飛沫感染
感染した人の咳・くしゃみの飛沫(しぶき)を口や鼻から吸い込むことで感染します。
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接触感染
ウイルスのついたものに触れる事で、間接的に感染します。
~予防するには~
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手洗い
ドアノブ、お金、電車のつり革などウイルスを含む飛沫はさまざまなものに付着しています。外出からの帰宅時や料理をする前、食事の前などこまめに手洗いをしましょう。
<手洗い手順>
- ①10秒流水で汚れを落とす②ハンドソープを手に取る③手の平と甲をこすり、よく泡立てる(③→⑩まで30秒)④手の甲をもう片方の手でこする⑤指を組んで両方の指の間をこする⑥親指は片方の手で包み込んでこする⑦他の指先は手の平で擦る様に洗う⑧手首をつかんでこすり洗う(⑨手首をつかんでこすり肘まであらう⑩爪ブラシを使って爪の間をブラッシングする)⑪流水ですすぐ(20秒)
- マスクの着用

マスクをすることで、飛沫感染を防ぐことができます。流行時に外出する際はマスクを着用し、「咳エチケット」を守りましょう。
<マスクの着用方法>
- 手洗い
- マスクを鼻の形に合わせる
- ゴムひもを耳にかける
- 針金を顔の形に合わせる
- ひだを顎の下まで伸ばし、鼻・口を覆う
<マスクの外し方>
- 汚染面に触れないようにゴム紐を外す
- ゴム紐を持ったまま、廃棄する
- 手洗い
- 加湿と換気
冬場の乾燥・低温を好むウイルスが活性化します。又、喉の粘膜の防御機能も低下するため、室内は加湿器などを使って、湿度50%~60%に保つようにしましょう。加えて、時々窓を開けるなどして、こまめに換気をしましょう。
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健康

身体の抵抗力を高めるために、栄養バランスのとれた食事をとる、適度に身体を動かす、十分な休息・睡眠をとるなど、日ごろから規則正しい健康習慣を心がけましょう。
~もしもインフルエンザにかかってしまったら~
48時間以内の治療が効果的です!!早めに医療機関への受診を!!
自宅療養のポイント
・家族や周囲の人と別の部屋で療養する
・感染した人も家族や周りの人もマスクをする
・こまめに水分補給をする
・適度に加湿と換気をする
・十分な睡眠、栄養バランスのよい食事をとる
・発症した日から5日を経過し、かつ熱が下がった日から2日(幼児の場合は3日)を経過するまでは外出を控える。
正しい予防方法を身につけ、毎日の生活を送りましょう
活動紹介
~レクリエーション~
『いい湯だな♪』の歌に合わせて、タオル体操を行いました。フェイスタオルを持ち、上半身の体操を行って行きます。馴染みのある曲を口ずさみながら楽しく体操をしました。最後はフェイスタオルをたたみ、頭の上に乗せポーズ!!「温泉に入りたくなったわ。」等の声が聞こえていました。


~創作活動~
リハビリサポート琵琶にもイチョウの葉が綺麗に色づきました。テーマは『イチョウ舞う神社』。手先の器用な利用者さんが手際よく花紙でイチョウの葉を制作されました。「綺麗な色やけど、何になるんや?」と話されていましたが、壁面へと飾ると、「イチョウ綺麗やな。」「この神社の名前“びわ”やな。」と小さな事にも気づき喜ばれていました。壁面が毎月変わっていく事を楽しみにされている利用者さんもおられます。



~季節のおやつ~
秋と言えば、さつまいも、リンゴなどが旬を迎えます。今月も、今が旬の食材を使った季節のおやつが振舞われました。焼きリンゴは特に良い香りがフロアー全体に広がっていました。



予定
1/5~1/9 カレンダー作成
1/12~1/16 レクリエーション
1/19~1/23 音楽レクリエーション
1/26~1/30 初釜
あとがき(令和7年12月)
師走を迎え、冷たい風とともに今年の締めくくりを感じる頃となりました。ご入所者様、ご家族の皆さまには、本年も多くのご協力と温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
今年は、私たち滋賀県民にとって誇らしい出来事がありました。長浜ご出身の坂口志文先生がノーベル生理学・医学賞を受賞され、長浜市では名誉市民への選定について検討が進んでいるとの嬉しい報道もありました。先生のご功績は、地域に大きな励ましと希望を与えてくださいました。心よりお祝いを申し上げます。
一方、国内外の情勢においては、さまざまな議論や報道が続いた一年でもありました。国会での安全保障に関する発言や、それに対する周辺国の反応が伝えられる中、国際的な動きがこれまで以上に身近に感じられた方もいらっしゃったことと思います。先行きが見えにくい時代ではありますが、こうした情報がある中でも、皆さまが安心してお過ごしいただける環境づくりを、私たちは一層大切にしてまいります。
来る新年も、ご入所者様の日々の穏やかな暮らしと笑顔をお支えできるよう、スタッフ一同努めてまいります。本年も誠にありがとうございました。どうぞ健やかで温かな年末をお迎えください。



