琵琶だより 第229号

琵琶だより 

令和7年10月1日

第229号

 

琵琶祭り

 毎年、施設行事の1つとして外部ボランティアさん等をお招きし、利用者様に楽しんでいただく琵琶祭りを行っていましたが、コロナ感染症の流行からここ数年は開催を見合わせてきました。しかしコロナ感染症が5類へ移行されたことを機に、この度約5年ぶりに開催しました。 

 当日、職員は祭りのハッピを着用し、会場は提灯や紅白幕で飾り付けて祭りの雰囲気です。1Fフロア、2Fフロア、デイケアの利用者様が集まり約100名程が催しを楽しんでくださいました。

 今年の催し物は、外部ボランティアさんによる歌声と和太鼓の鑑賞です。

 歌声は[百舌鳥]さんによる楽器演奏を一緒に口ずさみ、手拍子を取りながら歌って楽しみました。80~90歳の方がよく耳にされていた懐かしい曲をチョイスして下さり、職員も一緒に楽しませていただきました✨

 和太鼓は[浜竜太鼓]さんにお越しいただきました。息の合った演奏と力強い太鼓の音色に、世代を超えて楽しめる和太鼓の魅力を再認識する、貴重な機会となりました。

 琵琶祭り終了後、しろくまアイスやゴディバのアイスクリームと涼を感じるおやつを召し上がっていただきました。濃厚なアイスクリームに食が進む利用者様もおられました。

 来年以降も利用者様の体調や地域の感染状況等を踏まえながら、琵琶祭りやレクリエーションなど、利用者様に楽しんでいただけるような催しを継続していけたらと思います。

風船バレーを楽しみました

 座ったままでも取り組める、卓上での風船バレーを行いました。向い合わせの利用者様に届くよう、力を入れて風船をトスしますが、ふわふわ気ままな風船の動きに翻弄され、思っていた方向に風船が飛ばなかったりと、笑いありの楽しい時間となりました。

 

10月行事予定

 4日:お誕生日献立

 8日:1F お茶会☕

 9日:散髪✂

15日:2F お茶会☕

22日:1F お茶会☕

29日:散髪✂

あとがき

 秋風に揺れる草花や、色づき始めた木々に、季節の移ろいを感じる頃となりました。朝夕の空気も涼しくなり、過ごしやすい日が続いております。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

現在、滋賀県では「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」が開催されています。ここ長浜市でも、柔道や相撲、ソフトテニス、ビーチバレーボールなど多くの競技が市内各所で行われ、全国から集まった選手たちが熱戦を繰り広げています。今月25日からは全国障害者スポーツ大会(障スポ)も始まり、フットソフトボールなどの競技が予定されており、地域全体がスポーツの力で盛り上がりを見せています。

スポーツは、見る人にも元気を与えてくれます。施設でも、選手たちの頑張る姿を話題にしたり、簡単な体操やレクリエーションに取り入れたりと、皆さまが楽しみながら体を動かすきっかけになっています。年齢を重ねても、できる範囲で体を動かし、笑顔で過ごすことは、心身の健康維持にもつながります。

 地域で開催されるこのような大会を通じて、「また歩いてみよう」「外に出てみたい」と感じていただけたら嬉しく思います。

 これからは朝晩の冷え込みが増してまいります。くれぐれもお身体に気をつけて、健やかな秋をお過ごしください。来月号もどうぞお楽しみに。